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2007年6月16日 (土)

学校選びに欠かせないポイント(了)千葉校の保護者会で【6】

学校選びに欠かせないポイント(7)千葉校の保護者会で【5】のつづきです。この時期第一・第二志望の学校というのは、エクセレント・スクールかエリート・スクールの範囲の中から選ばれています。

★2020年、2030年、2050年・・・になってもそのポジションを持続可能にしている学校かどうかは、最終チェックが必要です。この範囲の中の学校は、ほとんどは大丈夫だと思います。ただ、結果R4偏差値(80%合格率)が昨年と比べ下がり、R4とR3(合格率50%)の幅が、昨年より広がった学校は、一様は要チェックです。保護者会ではデータに基づいて具体的な学校を検討してみましたが、あまりに生々しいので、ここでは公開できません。

★逆に今は偏差値や大学合格実績がそれほど高くはないけれども、教育のクオリティは大変高く、明らかに世界標準を超えようと戦略を立て、実行している学校があります。クオリティ・スクールと呼んでいます。その範囲にある学校で、やがて鴎友学園女子や洗足学園のようにエクセレント・スクールになる学校の予想をしてみるのも大事です。今回は参加者が6年生の保護者の方々ですから、今迷われても困りますので、クオリティ・スクールの中でさらに有望な学校についてははっきり述べなかったと思います(クオリティ・スクールのリストは講談社やダイヤモンド社の雑誌で公開しているので、リストは情報提供させて頂きましたが)。4、5年生対象の保護者会では、チャレンジしてみようかと思います。

★しかし、予想するヒントは話しました。また幾つかの学校は話題として挙げました。その学校が有望だとは明言しませんでしたが。熱心な千葉校の保護者の方々は、自分で判断がつけられるから参考になったとアンケートでご回答されていたので、安心しております。

★クオリティ・スクールについて、もう少し補足しておきますと、この範囲の学校は、実は安定していません。エクセレント・スクールになれるのに、いまだクオリティ・スクールという考え方もできるわけですが、その原因は、組織力の弱さ(ですからクオリティ・スクールで組織力が強い学校は、将来有望なのです。説明会に行けば一発でわかります。もし行ってどこが組織力が強いのかな?と思ったら、それは弱いということですね)です。

★校長が変われば、組織全体の方針、教育方針まで変わるという学校があります。質より量だ。大学進学実績優先という方向転換する学校もたくさんあります。世界標準の逆を行くわけです。2020年、2030年、2050年・・・なんて考えていられるか、まずは2010年。そこまでに東大を5人出すためには、何ができるかだなんて学校も実はあります。まずこういう学校は東大5人など出るはずがない。というのは教育の過程で、モチベーションが分解していくからです。学校選択の視界から消える学校だと思います。

★「でも本音は皆そうだろう」と言う先生もいますね。そういうことを考える学校の先生方は、実力はあっても、本当に雰囲気の悪い場合が多い。回りの雰囲気まで悪くしてしまう。実は心地良い雰囲気を大事にするのが世界標準です。この前のハイリンゲンダム・サミットの課題の一つは“Climate Problem”です。OECD/PISAの課題の一つは“School and Class Climate”です。

★世界標準の響きがここにはあります。自然も社会も精神も、“Climate”という言葉が通奏低音を奏でているのです。晴れやかな雰囲気を人間関係で創れない教師は、晴れやかな雰囲気の人材を成長させることはできません。晴れやかな人材が育たなければ、晴れやかな社会は形成できません。そんな社会が自然環境にまで配慮できる細やかな政策立案をし、実行できるでしょうか。

★学校選択は、自分の子どもの豊かな精神雰囲気を形成できるかどうかがポイントでしょう。そのような学校を選択できれば、未来の社会の雰囲気、自然環境の雰囲気を良くする人材として活躍するようになるでしょう。そんな将来有望なクオリティ・スクールを探すことが、第三・第四志望校を決めるヒントになるのではないでしょうか(もちろん御三家や渋谷幕張を合格しても、クオリティ・スクールを最終的に選択するという慧眼の持ち主もいます。クオリティ・スクールが第一志望校になるケースは増えるでしょう。すでにそうなっています。そのような学校はすぐにもエクセレント・スクールに成長するはずです)。そんなことを保護者の方々と情報共有できた保護者会となりました。私はもともと「未来を創る学校」を仲間たちと探す旅にでています。今回千葉校の保護者の方々から様々なヒントと刺激を受けました。今後この考え方をさらに深めていく勇気を頂くことができました。このような機会を創ってくださった千葉校のスタッフの皆さん、そして保護者の方々、心から感謝申し上げます。

12_1 ※参考までに、クオリティスコアを算出する「12の学校選択指標」をご紹介しておきましょう。12の指標については、 「Nettyかわら版2007年1月号」をご覧下さい。

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